最新!!カエル山の鳥獣ニュース


🐰12月のカエル山

12月は日ごろ臆病でなかなか姿を現さない野ウサギがカメラの前に何度か姿を現しました。イノシシタヌキも、そしてキツネも久しぶりに少しだけ登場してくれました。それらしい天敵もいませんのでシカもいるだろうとは思いますが、声も姿も。といったところです。野鳥は木々が葉を落としているので、素人でも少し見付けやすくなっているかもしれません。しかし寒いので外でずっと見張っているのはちょっと…。


驚き!!イノシシ!!なんと群れの子イノは6頭だった!!  🐗Wild boar

ここで見てきたイノシシの母子は5匹の子イノを連れていて、そろそろ♂の子イノが群れから離脱したものとばかり思っていたのですが、なんと6匹の子供を連れた形で確認できて、超ビックリ。ウリが一匹も欠けずに成獣になっただけでも驚きだったのに。イノシシの群れは母イノ以外はみな子供で構成されているとは限りませんが、体の大きさからみて母以外は全て1歳未満であるのは確かだと思わります。また別の群れがどこかからやって来たとも考えられなくはないですが、同じ群れと考えるのが自然でしょう。全く驚きです。

また、イノシシはしばしばトレイルカメラにちょっかいをだします。毎月、一度は必ずこういうことをする輩が…。



ニホンノウサギ 🐰Japanese hare

ノウサギは基本、一羽で暮らしているのが普通と言われていますが、二羽でいるところが今までも何度かカメラに。一人だと寂しくて死んでしまうなんてことはないと思いますけど、やっぱり寂しいと感じるウサギもいるのだと思います。距離感は微妙ですが…。

人生いろいろ。ウサギもいろいろということでしょう。



タヌキ 🦝Raccoon dog 

タヌキは子育て期間以外でも夫婦仲睦まじくペアで行動している姿がよくみられますが、どうしたことか、これはソロ活動中のタヌキです。

まだ独身ということならいいのですが、何かご不幸でもあったのかもしれません。自然の中で生きていくのはなかなか厳しいものがありますね。



アオゲラ 🐥Japanese Green Woodpecker

アオゲラは本州に棲むごく少ない日本固有種の鳥です。鳥は飛べますので、どれが外来種か決めつけるのは難しいですが、日本にしかない鳥は日本固有種を言っていいでしょう。それでも、亜種じゃないの?とか言われて微妙な鳥もいましたが、今はDNA解析ではっきりしやすくなったようです。国鳥のキジもそんなでしたが、今は日本固有種の地位を確固たるものとしています。そんな意味ではアオゲラは立派といっていいでしょう。文句の付けようのない日本の宝です。



コジュケイ 🐦Chinese bamboo partridge

キツネなどの天敵もウロウロしいてるあたりですが、コジュケは列をなして行進していたりします。この鳥は100年程前に人為的に放された外来で生息地は広がってもいるようですが、定着後に自然環境対して特に何か影響を及ぼしている様子はありません。別に邪魔にはなっていない外来種の例です。

鳴き声がうるさいということで害鳥扱いされることもなくはないようですが、文句を言っているのはヒトだけのようです。



ホンドギツネ 🦊Japanese Red Fox

キツネです。警戒心が強く、滅多にお目にかかれません。カメラの前に出て来てくれたのは一年ぶりほどです。日中の写真のほか夜に動画にも出演してくれました。

今度、近くのお稲荷さんを拝んでおきます。



キジバト 🕊Oriental turtle dove 

里山に暮らす夫婦のキジバトです。キジバトも今では都市部の街路樹に巣を作ったりする身近な存在になりましたが、今でも田舎にこだわるものもいるようです。むかしは都会嫌いの鳥とされ山鳩とも呼ばれていたと思います。つがいで行動していることの多い鳥ですが、このご夫婦は仲良く里山での暮らしを選ばれたようです。また先月と同じ夫婦?