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最新!!カエル山の鳥獣ニュース


🐣トレイルカメラによる野鳥の撮影

野鳥の撮影はそういう目を養っていないと鳥を見つける段階で挫折します。私も。ここカエル山にも鳥はいますが、声はすれども姿は見えません。あっいた!!と思ってカメラを取りに戻るともういません。修業が足りてません。そんな中、獣用に仕掛けておいたトレイルカメラに姿を残していくものがいます。

今年は、どこもドングリなどのエサ不足で鳥たちも困っていることと思いますが、イノシシが土を掘り返すとおこぼれにあずかろうと野鳥たちは目ざとくやって来ます。


カケス 🐥Eurasian jay

カケスはいまのところ、市街地でみることはあまりありません。ドングリの類がとても好きなようで、見つけるとどこかへ持って行きます。今年はドングリ不作と言われているので、しかたなく町へ出る決意を固めたりするでしょうか。

英名のjayは鳴き声からのネーミングでしょう。カラスの仲間となります。



ヒヨドリ 🐥Brown eared bulbul 

里山のヒヨドリです。市街地でも見かける鳥ですが、田舎暮らしの方が性に合っているものもいるのでしょう。人間と同じです。髪の毛立てているのは趣味ではなくて遺伝です。冠羽と言います。

ピヨピヨ鳴くのでヒヨドリなんでしょうが、英名のbulbulは何からのネーミングでしょうか?

古くは人に飼われることも多かった鳥のようです。



キジバト 🐥Oriental turtle dove 

里山に暮らす夫婦のキジバトです。キジバトも今では都市部の街路樹に巣を作ったりする身近な存在になりましたが、今でも田舎にこだわるものもいるようです。むかしは都会嫌いの鳥とされ山鳩とも呼ばれていたと思います。今は言わないのかな。つがいで行動していることの多い鳥ですが、このご夫婦は仲良く里山での暮らしを選ばれたようです。



コジュケイ 🐥Chinese bamboo partridge 

コジュケイは孵化後すぐに巣立てるようですが、この動画の子たちもまだ幼いように見えます。また、♂の脚には蹴爪があり、最後に退場していく個体で確認できます。生活は基本的には地上性ですし食事も地上採餌。飛べないわけではないでしょうが、そんなに得意でもなさそうです。キジ科らしい。キツネなどに狙われるでしょうから、危険も多く沢山卵を産む方です。ニワトリもキジ科ですから同じですね。



🐗イノシシ イノシシ5兄弟のその後

ウリ坊の生存確率は低く、普通は1匹生き残るのも大変と言われています。しかしここの5匹は無事の様子です。もう大人と見分けがつかなくなりつつあります。あちこちで人様に迷惑をかけ始めているのでしょうか、林の周囲にはいくつもの罠が仕掛けられるようになりました。



🦌その他野生動物🐰🐀

シカ・タヌキ・ウサギ・野ネズミなどが撮影されました。ほんの少し前までは、野ネズミくらいしかいない地味な里山だったのですが…。

次はクマかもしれないと覚悟はしています。