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カジカガエル・中三依温泉


中三依温泉の男鹿の湯の管理するキャビンに泊りました。生活用品がほとんど揃っていてとても便利。すぐそばを流れる鬼怒川支流・男鹿川の水はとても冷たく澄んでいます。BOD75で0.5mg/l未満というのだから、測れないくらいきれいな部類といえるでしょうか。カジカガエルやそのオタマが棲んでいました。

男鹿の湯では、温泉の他、キャンプ場やキャビンを管理していています。一度、閉鎖していた温泉を公募のすえ復活させた辣腕の若女将は抜群の愛嬌の良さで心が和みます。冬季は閉鎖になりますが、駅にも近く浅草から直通も。標高648m。赤トンボの避暑先でもあるようです。

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清流の歌姫・カジカガエル

鳴き声がきれいなことから清流の歌姫と呼ばれるカジカガエルですが、もちろん鳴くのはオスです。鳴き声も牡鹿に似ていると。それで河鹿(カジカ)。オタマジャクシは清流にしか棲みません。そのため天然記念物としているところも。男鹿川はBOD:0.5mg/lと県下一の清流です。オタマは流されないために口が吸盤としてはたらくようになっていて岩に張り付いて生活しています。また、カジカガエルは江戸自体にはその声を聴くためにひろく飼われていたという歴史もあり、売買されていたようです。