蛙センター便り.2023. 新年


アカキツネ(ホンドギツネ)

ここの里山には無人の小さな神社があります。今年はウクライナのことなども気になり丁寧に世界平和を拝んでお願いしてみました。ここにはいくつか境内社もあり、そのなかにはやや大き目の稲荷の祠も。これもきちんと拝んでみたところ、裏山にセットしておいた無人カメラに初めてキツネが映りました。早速お稲荷様のお使い登場かと。顔切れてますけど、アカキツネの亜種ホンドギツネのようです。若い個体に見えます。


オオカマキリの卵

子供のころに読んだ本に、オオカマキリの卵「カラスの金玉」と呼ばれていると書かれていたのをはっきり覚えていますが、今までそう呼ぶ人を見たこともないし以後そんな話は聞いたこともありません。ネットで調べてもはっきりしません。地域的な方言なのか、たまたまふざけてそう呼んでいた人の話をなにか勘違いして採集した民俗学者でもいたのか。まあ見た目からすると判らない話でもありませんが。

写真の卵はたまたま2つ並んでますが、はたしてこれはカラス一羽分なのでしょうか、それとも一つ一つが一羽分なのでしょうか。 


ニホンノウサギJapanese hare

今年の干支はうさぎですが、ニホンノウサギは日中に行動することはほとんどなくほぼ夜しか写りません。天敵はワシタカやキツネなどですが、時速70キロを超えるボルトの倍の走力を持ちキツネに捉えられることはまずありません。逃げるは恥だか役に立つ(ハンガリーの諺)。

待伏せ型のアオダイショウなら捕まえることもあるかもしれません。しかし、ウサギを丸呑みしたアオダイショウは一度も見たことはありません。


※各画像をクリックすると拡大画像と種名が表示されます。