蛙センター便り.2022. 夏


国蝶・オオムラサキ

今年も国蝶オオムラサキが裏庭にやってきてくれました。なんか嬉しい。見るとガーデンバックにもとまっています。ちょうどヒマワリの絵柄の上ですが、花と間違えているわけではありません。オオムラサキは花には来ません。またメスが来ることはなくオスばかりがやって来ます。メスは一日中、林の中で樹液でも吸っているのでしょう。オスはミネラルを求めて地表におりて来ているのかも。まあ目的は本人に聞いてみないとはっきりしません。


ヌマガエル・背中線あり

ツチガエル(イボガエル)に似てますけどイボはありません。背中線のあるものとないものが混在していますが、背中線ありばかりいるところでは線引きガエルと呼ばれていたりするようです。毒はありませんから目立たないほうが生存には都合がいいと思うのですけど。イネ科などの雑草の枯草の上などにいると線があった方がむしろ目立たない気もしなくもないけど、どうなんでしょう。シマウマの縞模様の理由に納得のいくものがないのと同じすね。


カマキリの抜殻

下のセミの抜殻はお分かりかと思いますが、これは何でしょう。カマキリの抜殻です。カマキリも何度かの脱皮を繰り返して成長しますから、セミと同じてす。セミは幼虫の時代は地中なので見ることはありませんが、地中でも何度か脱皮しています。(ちなみにセミは不完全変態なので幼生は狭義では幼虫ではなく若虫と呼びます)


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